いつもお読みいただきありがとうございます。
前々回は、「電話をしている相手の警戒感を解いていく方法」についてお話しをしました。
簡単に振り返るとこんな感じです!
・電話がうまくいかなくて大丈夫、気楽に!次はいくらでもある!
・最初の電話は自己紹介の場ではなく、二人の緊張や不安をなくして、安心できる場にする
・電話の話題は日常的なことで十分!ささいな話で大丈夫!
・話は男性から進めていこう!
・電話の目的は、初デートをすること。電話は30分程度でコンパクトに
・相手を気遣ってあげながら電話をすると喜ばれる!距離も縮まる!
最初から読みたい方はこちらからどうぞ。
出会い系や恋活サイトでデートする確率を上げる電話の仕方とは? 《秘訣① 警戒感を解く》
前回は、「30分でコンパクトに相手と話を話をするために、相手との距離を縮めていく方法」をお話ししました。
前回のお話をまとめるとこんな感じです。
・共感できる部分を増やしていく
・愚痴に対しては、便乗しないで、気遣いの言葉をかけてあげよう
・説教はNG!
・話を受け入れる姿勢で、相槌を打っていこう!
・日常的な話を相手とできるようになってきてから、恋愛の話をしていくのが吉
前回から読みたい方はこちらからどうぞ。
出会い系や恋活サイトでデートする確率を上げる電話の仕方とは? 《秘訣② さらに距離を縮める》
今回は、いよいよこれらを駆使して、デートの約束をする方法をお話ししていきます。
ここまできたらデートの約束までもう少しです!頑張っていきましょう!
ここからお話しすることは、出会い系サイトで知り合った人と、2つのステップまで進んだ段階での「デートの約束をする」方法です。
もくじ
デートの約束をする前に…
これまでに2回に渡ってお話しをしてきた「警戒感を解く」→「さらに距離を縮める」というステップができているかどうかで、デートの約束が上手くいく確率がかなり違ってきます。
出会い系サイトで知り合ったばかりの人とメッセージのやりとりをしているときに、すぐにメールアドレスの交換を迫ったら上手くいかないのと同じように、デートの約束をいきなりお願いしてみてもほとんど上手くいきません。
それは、デートの約束にこだわると、ガツガツしている人だと思われたり、なにか下心があるんじゃないかと疑われてしまうからです。
「警戒感を解く」→「さらに距離を縮める」のステップはとても大切なので是非マスターしてください!
例えば、居酒屋でばったり知り合った人が2人いて、すごく仲良くなれた人と、まったく話さなかった人がいるとしますよね。
その2人にデートのお誘いをしたとして、どちらがデートをしてくれやすいか、ということです。
そう考えると、かなり確率が違ってきますよね。
まずは、「この人とならデートに行きたいなぁ」、と思ってもらう
デートの約束をするために、会話の中に上手にデートに興味を持ってもらえるような話を織り込んでいきます。
大切なのは、相手に「あなたと行ってみたいなぁ!」「きっとデートしたら楽しい時間になるだろうなぁ」と思ってもらうことです。
話を織り込んでいくのは、主に「日常的な話」です。
ここでは、居酒屋デートのお誘いをしたい時の会話の例を挙げていきます。
(キーワードに番号を添えています)
お互いの仕事の話をしていて…
男性「◯◯さんって仕事が忙しいんだねー。じゃあ休日も仕事してたりするの?」
女性「いや、休日はねー、寝てる(笑)」
男性「そかそか、疲れちゃうもんねー。じゃあできれば休みの日は出かけたくないんじゃない?」
女性「んーまぁ遊びに行きたい気持ちはあるんだけどねー。でも家でゴロゴロしてることは多いかな、(1)お酒飲みながら(笑)」
男性「俺も時々やるよ(笑)(2)お酒は時間を選ばずに好きなときに飲めるもんね〜。(3)お酒好きなの?」
女性「うん、大好き!」
男性「なにがすきなの?」
女性「(4)カクテル!」
男性「お酒は楽しいよね!(5)カクテルも種類がたくさんあっていいよね。」
女性「そうそう、◯◯っていうカクテルもおいしいんだよ!最近ハマってるー」
男性「あはは、◯◯さんとお酒飲んだら(6)楽しそうだね(笑)」
女性「(7)ね!今も◯◯さんと話してると楽しいよー」
男性「ありがとう、(8)俺も楽しいよ。(9)仲良くなったら飲みに行きたいねー」
女性「うん、(10)私も行きたいー!」
男性「(11)おすすめのカクテルがあったらその時教えて!」
女性「わかった、いいよー」
男性「◯◯さんって◯◯市に住んでるんだよね。◯◯駅前においしい居酒屋さんがあるんだー。」
女性「あー、(12)そこなら近いよ、あの駅は時々買い物でいくよ!」
男性「たしか(13)カクテルもいろいろな種類が置いてあったよ。(14)お店もアジアンテイストで、おしゃれな感じで落ち着けるんだ。」
女性「へー!」
男性「じゃあ今度一緒に行ってみようか、タイミング合えば( ´ ▽ ` )ノ」
女性「うん、いくー!」
男性「じゃあ、ちょっと待ってね、(15)スケジュール確認してみる……..来週の..土曜日か日曜日なら空いてるけど、◯◯さんはどう?」
女性「どっちも空いてる(笑)」
男性「じゃあ土曜日ね!…続く」
この会話では、最初は仕事の話をしていましたが、さりげなく、できるだけ自然に居酒屋デートへのお誘いをしています。
そして、女性が、男性とお酒を飲むことに興味を持ってもらう流れを作っています。
この会話の中には、男性から徐々にデートへのお誘いをするためのキーワードが散りばめられています。
すべて、意図的です!
今回の場合は「お酒を中心とした話題」がデートへのお誘いのきっかけになります。
(1)(2)(3)デートのお誘いへの「きっかけづくり」
これは最初のきっかけの部分です。
女性「んーまぁ遊びに行きたい気持ちはあるんだけどねー。でも家でゴロゴロしてることは多いかな、(1)お酒飲みながら(笑)」
男性「俺も時々やるよ(笑)(2)お酒は時間を選ばずに好きなときに飲めるもんね〜。(3)お酒好きなの?」
女性「うん、大好き!」
この会話では、女性から会話の中でお酒が好きだということを話しています。
「(1)お酒飲みながら(笑)」という言葉がデートへのお誘いの最初のきっかけです。
今回は女性からたまたまきっかけが生まれましたが、タイミングをみて男性からお酒の話をしても良いです。
この「たまたま」話題が出てきたようにするのが大切です。実際は「待ってました!」という感じなのですが。
女性から「お酒」がこれが理想的
「(2)お酒は時間を選ばずに好きなときに飲めるもんね〜。」
ここで、お酒がいつでも飲める気楽なものだということを男性から話しています。
好きな時間に、気楽に、というキーワードを言っておくことで、後々「お酒=気楽=居酒屋のデートが気楽なもの」であることを意識させることができ、デートの約束がしやすくなります。
「(3)お酒好きなの?」
ここで、お酒の話題を広げます。
最終的な目標は居酒屋へのデートのお誘いをすることですから、話題を広げてお誘いをするタイミングを待ちます。
(4)(5)(6)相手の好きなものを聞く
女性「(4)カクテル!」男性「お酒は楽しいよね!(5)カクテルも種類がたくさんあっていいよね。」
女性「そうそう、◯◯っていうカクテルもおいしいんだよ!最近ハマってるー」
男性「あはは、◯◯さんとお酒飲んだら(6)楽しそうだね(笑)」
女性「(4)カクテル!」
ここで、相手が好きなお酒のジャンルを聞き出しました。
男性「お酒は楽しいよね!(5)カクテルも種類がたくさんあっていいよね。」
さらに、相手がお酒を飲むのが好きなら、具体的にどんなものが好きか聞いておきます。
カクテルが好きなら、カクテルがおいしいお店を探しておけば良いですし、日本酒が好きなら、日本酒を取り揃えた居酒屋を探しておくことができます。
デート当日に、相手の好きなお酒が選べるお店を紹介されたら、「この人は気遣いができる優しい人なんだ」と思ってもらえて効果的です。
男性「あはは、◯◯さんとお酒飲んだら(6)楽しそうだね(笑)」
自分とお酒を飲んだら、楽しい時間を過ごせそうだな、と相手にイメージさせるような話をしていきます。
(7)(8)(9)(10)(11)良い雰囲気をつくる
女性「(7)ね!今も◯◯さんと話してると楽しいよー」
男性「ありがとう、(8)俺も楽しいよ。(9)仲良くなったら飲みに行きたいねー」
女性「うん、(10)私も行きたいー!」
男性「(11)おすすめのカクテルがあったらその時教えて!」
女性「わかった、いいよー」
だんだん、お互いに良い雰囲気になってきました。
女性「(7)ね!今も◯◯さんと話してると楽しいよー」
(7)のような言葉が相手から出てきたら、デートの約束までもうすぐです。
すぐに(8)のように、自分も楽しいということを伝えてあげましょう。
相手にとって、自分も楽しんでくれていていることが安心感につながります。
男性「ありがとう、(8)俺も楽しいよ。(9)仲良くなったら飲みに行きたいねー」
お互いに電話で良い雰囲気になっていることを確認できたら、(9)のように、デートをしたいことを話してみましょう。
それとなく、ソフトに。
女性「うん、(10)私も行きたいー!」
ここまできたらほぼ確実にデートの約束をできます。
男性「(11)おすすめのカクテルがあったらその時教えて!」
念のために、当日に相手がおすすめのカクテルを教えてくれるような約束をしておきます。
ただ飲みにいくだけでなく、相手のために「おすすめのカクテルを教えてあげる」ということを意識させておくことで、当日のデートの「ドタキャンのリスクを減らす」ことができます。
細かな積み重ねですが、こういうのが結構効いてきます。
(12)(13)(14)(15)デートの約束をする
男性「◯◯さんって◯◯市に住んでるんだよね。◯◯駅前においしい居酒屋さんがあるんだー。」
女性「あー、(12)そこなら近いよ、あの駅は時々買い物でいくよ!」
男性「たしか(13)カクテルもいろいろな種類が置いてあったよ。(14)お店もアジアンテイストで、おしゃれな感じで落ち着けるんだ。」
女性「へー!」
男性「じゃあ今度一緒に行ってみようか、タイミング合えば( ´ ▽ ` )ノ」
女性「うん、いくー!」
男性「じゃあ、ちょっと待ってね、(15)スケジュール確認してみる……..来週の..土曜日か日曜日なら空いてるけど、◯◯さんはどう?」
女性「どっちも空いてる(笑)」
女性「あー、(12)そこなら近いよ、あの駅は時々買い物でいくよ!」
相手の住んでいるエリアになるべく近い場所でデートをするのがおすすめです。
あまり遠いところだと、面倒くさくなって当日にドタキャンされる恐れがあります(笑)
男性「たしか(13)カクテルもいろいろな種類が置いてあったよ。(14)お店もアジアンテイストで、おしゃれな感じで落ち着けるんだ。」
相手の住んでいるエリアに詳しければ、電話をしながらデートの場所や待ち合わせ場所を決めてしまって良いです。
もし、相手の住んでいるエリアのことを知らなかったら、とりあえず近々デートしようという話だけしておいて、電話を切った後に、すぐに良さそうなお店がないか探します。
そして、今回は相手のお酒の好みがカクテルなので、カクテルが多いお店を探します。
見つけたら、なるべく早く電話かメールで当日のお店の近くの駅などで待ち合わせの日時や場所を決めておきましょう。
相手の我慢強さにもよりますが、できれば3時間以内が良いです。
あまり遅いと、会ったことのない相手に対して徐々に興味が薄れてきたり、不安になってしまう相手がいます。
男性「じゃあ、ちょっと待ってね、(15)スケジュール確認してみる……..来週の..土曜日か日曜日なら空いてるけど、◯◯さんはどう?」
それから、日時を決めるときは、相手の予定に合わせるだけでなく、自分の予定も気にしてもらいます。
(15)のように、話しておけば、相手は、自分のために時間を割いてもらっていると思ってもらえます。
すると、当日にわざわざ時間を作ってもらっているという意識が、ドタキャンをすることに対して罪悪感を与えます(笑)
男性側からお誘いすることが多いと思うので、警戒心が強い女性に安心してもらったり、デートの約束を守ってもらいやすくするためには、これも大切なことです。
デートの約束をしてから当日までの間もメールや電話をしておこう
デートの約束をしても安心してはいけません。
デート当日の直前なら良いですが、当日までに間が空いている場合は、電話やメールを続けながら自分を意識させておくのがおすすめです。
「警戒感を解く」→「さらに距離を縮める」ステップを大切に!
今回は、居酒屋デートのお誘いをテーマに話をしていきましたが、他の場所でも、誘い方の流れは大体一緒です。
今回の誘い方を参考に応用してみてくださいね。
基本的にデートのお誘いをするのは男性ですが、出会い系サイトでは下心を持って女性に近づく男性もいます。
どんなに優しそうな男性に対しても警戒心を持った女性は多いです。
だからこそ、「警戒感を解く」→「さらに距離を縮める」ステップは重要です。
難しそうに感じる人もいるかもしれませんが、慣れればこのステップを電話中に自然にできるようになります。
このステップを無視してデートのお誘いをしてもほとんどうまくいきません。(経験済みです(笑))
何回か挑戦して失敗してしまうかもしれませんが、
失敗したらどんどん次の人を探して、「警戒感を解く」→「さらに距離を縮める」ステップをやってみてくださいね。
次回は、デートの約束をさらにしやすくするためのお話です。
「補足:電話で話を広げるための引き出しを増やそう!編」を説明していきます。