今やインターネットやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が普及し、いつでも気軽に多くの人とコミュニケーションをとる事が出来る様になりました。今回は、良く耳にする「サクラ(サイト)商法」がどのようなものなのか紹介します。
サクラサイト商法ってどんなものなの?
サイトの業者(これは出会い系サイトに限りません)に雇われている「サクラ」は、女性ユーザーを装い、男性ユーザーにお金を使わせたり、有料サイトに誘導させる悪意のあるサイトの事です。このほかにも、「サクラ」というのは、披露宴などで招待客が足りなくて、席が空いていて困るといった時、アルバイトで「サクラ」を雇い人数の穴埋めをしたり、飲食店などで、お店の前に短期アルバイトを雇い行列を作らせる…など、世の中にはいろいろな種類の「サクラ」が存在します。
サクラサイトは、利用者がサクラしかいない、利用料が法外であるなど、カタチは様々ですが、出会い系サイトの場合、サクラのほとんどが女性ユーザーを装っている男性ですが、まれに本物の女性がサクラを行っている場合もあります。
プロフィールに使われている写メの大半は、インターネット上から拾ったものであったり他のサイトから流用されたものですが、どちらにしても無断で流用しているものです。いずれにしても、サクラを使って、ユーザーに価値判断を誤らせてしまうと、詐欺罪が成立する可能性がありますのであまり良い行いではありません。
サクラサイトに誘導されるきっかけは?
サクラサイトに誘導されてしまうきっかけは以下のようなパターンが多いです。
・広告メールやSNSサイト、掲示板などへ書き込まれているメッセージへ返信した
・懸賞サイトや占いサイト、内職や副業サイト等に登録をし、その後届いたメールに返信をした
・公式のマーケットから、無料のアプリをダウンロードした
など、きっかけは様々です。
もし、サクラサイトで被害に合ってしまったら、「警視庁 サイバー犯罪対策」に相談すると良いでしょう。
女性も例外ではないので注意しよう!
近年では、従来型の男性をターゲットとしたサクラサイト商法に加えて、女性をターゲットとしたサイトも確認されています。国民生活センターにも多数相談が寄せられており、被害総額は100億円にも届いているそうです。
当サイトで紹介している恋活サイトや出会い系サイトは、すべて厳正な審査を行っておりますので安心して利用する事ができますが、サクラサイトの被害を防ぐために、女性も気をつけたほうが良いという事を頭に入れておくと良いでしょう。